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都立高校内申点の計算と調査書点を上げるためのポイント

都立高校の内申点・換算の計算方法と対策

都立高校の入試で、合否のカギを握るのが内申点。内申点は出願の際に提出する「調査書」に記載されます。都立高校入試のしくみを知る上では、「素内申」と「換算内申」の違いや計算方法を知っておく必要があります。ここでは主に都立高校の一般入試の際の内申点の計算方法と内申点アップの対策について説明していきます。

都立高校の内申点

内申点とは

内申点とは通知表に記載された5段階評価の成績のことです。中間テストや期末テストの点数の他、授業態度や提出物などをもとに評価をされます。高校入試の出願の際に必要となる調査書にも記載され、入試の合否にも影響を与えます。

素内申とは

素内申とは、9教科の5段階評価の合計点のことです。9教科オール5であれば、素内申は、9×5=45(満点)となります。9教科オール3であれば、9×3=27ということです。

換算内申の計算方法

都立高校の一般入試では、「素内申」ではなく、「換算内申」を使用します。換算内申の計算方法は次の通りとなります。

国・数・英・理・社の5教科の学力検査を実施する場合、学力検査を実施しない実技4教科の5段階評価の合計値を2倍して点数化します。

内申が「オール5」の成績の生徒であれば、学力検査を実施する5教科については、「5点×5(教科)⁼25点」、実技4教科については、「5点×4(教科)×2(倍)⁼40点」となります。5教科の25点と実技4教科の40点を合計した65点が満点ということになります。この65点満点の内申点のことを「換算内申」といいます。

学力検査を3教科で実施する場合は、「国・数・英」を除いた6教科の評定の合計を2倍して点数化します。

内申オール5の生徒であれば、学力検査を実施する3教科が、「5点×3(教科)⁼15点」となり、その他6教科が、「5点×6(教科)×2(倍)⁼60点」となります。9教科あわせた換算内申は75点満点となります。

調査書点の計算方法

都立高校の一般入試は、1000点満点です。(面接や小論文又は作文、実技検査を実施する学校の場合は、1000点満点の総合得点の上に、さらに面接点や作文点などを足した「総合成績」を出して選考)

第一次募集・分割前期募集では、学力検査と調査書点の比率が、原則として「学力検査7:調査書点3」になります。従って、1000点満点のうち、学力検査が700点、調査書点が300点ということになります。

この場合の「調査書点」は「換算内申」を300点満点に換算したものになります。

5教科入試で「7:3」比率、内申点が各教科とも3点(オール3)だとした場合の計算は以下の通りです。

3点×5(教科)+【3点×4(教科)×2(倍)】⁼39点(65点満点中)⇒換算内申 

この換算内申39点を300点満点の調査書点に換算します。

39点÷65点×300点=180点 

この180点が「調査書点」ということになり、学力検査の得点を700点満点に換算した点数とあわせて、1000点満点中の「総合得点」を出すしくみです。

内申点を上げるためのポイント

観点別評価とは

内申点に大きくかかわるのが通知表の観点別評価です。観点別評価は以下の点から評価がつけられています。

(1)「関心・意欲・態度」(授業中の発言、提出物、忘れ物など授業態度全般)
(2)「知識・理解」(丸暗記ではなく、学んだ内容を正しく・深く理解しているか)
(3)「技能」(学んだ内容を、適切な場面・かたちで正しく使える)
(4)「思考・判断・表現」(学んだことを知識として必要な場面で適切に表現できる)

定期テストの得点アップ

中間テストや期末テストの定期テストは当然ながら内申点アップの大事なポイントです。通知表に記載された「観点別評価」のうち、「知識」「技能」「思考・判断・表現」に直結します。そして、普段の授業中に行う「小テスト」なども、もちろん評価の対象です。万が一、定期テストの得点が下がった場合などでも、小テストで地道に高得点を重ねていけば、内申点を上げることもできます。逆に、小テストを甘く見ていると、定期テストで高得点を取ったにもかかわらず、内申点を下げてしまうことにもつながりかねません。常日頃からコツコツと学校の予習復習を行い、テストに備えていくようにしましょう。

授業態度

授業態度は、観点別評価のうちの「関心・意欲・態度」に大きく関わっています。授業中の私語や、居眠り・忘れものをするといった行動は、みなさんの評価を大きく下げてしまいます。授業中は、先生の話を真剣に聞き、しっかり丁寧にノートをとり、積極的に手をあげて発言するようにしましょう。また、疑問点をわからないまま放置せず、先生に質問することも大切なポイントです。

提出物

提出物は、定期テスト前のワークやプリント、ノートなどがあり、普段の授業内でも頻繁に課されます。授業態度と同様、「関心・意欲・態度」の評価に大きく関わってきます。せっかく定期テストで大幅な点数アップをしたにも関わらず、提出物を出し忘れただけで、内申点が上がらなかったということにもつながりかねません。定められた期限内に必ず提出するようにしましょう。期限に間に合わなかった場合、言い訳は一切通じないものと心得ておいてください。また、配布されたプリントや資料はきちんとファイルなどに保管・管理するようにしましょう。ノートであれば、授業中のポイントをしっかりと記録しているかどうかが評価されます。ワークなどであれば、答え合わせだけでなく、間違えた問題をしっかり解き直しておくことも大事です。テスト前のテスト勉強に追われて提出物がおろそかにならないよう、計画的に取り組んでください。

その他の調査書記載内容

諸活動の記録

調査書には、部活動や生徒会・委員会活動などの記録も記載され、「内申点」ほどではないにせよ、高校からの評価対象になります。勉強と部活を両立させ、所属する部の中で熱心に活動することや、生徒会などで役割を担って貢献することも大切なポイントです。

出欠記録

侮れないのが、出欠席の記録です。欠席なしの皆勤賞がベストです。高校の先生の立場から見ると、欠席が多い状態では、高校の3年間をしっかり頑張れるかどうか不安に思えてしまいます。もちろん体調によるとは思いますが、極力欠席はしないで通学するようにしましょう。

まとめ

都立高校の内申点とその計算方法、上げるためのポイントについて見てきました。調査書の記載内容は3年間を通じての活動が記載されますので、1年生の時からの積み重ねが大切です。とはいえ、3年生の場合でも、入試までの残りの期間にできることはまだまだあります。日々の活動の積み重ねが内申点・調査書点になりますので、地道に頑張ってください。

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