スタクラ情報局
2026.04.23
【2026年度・令和8年度】埼玉県公立高校入試の平均点分析|5年間の推移も解説
2026年2月に行われた令和8年度の埼玉県公立高校入試の平均点が埼玉県教育委員会から発表されました。
今年の入試の難易度や過去の平均点の推移を踏まえて、平均点(入試の難易度)がどのように変化しているか見ていきます。
(参考:埼玉県教育委員会)
令和8年度の埼玉県公立高校入試平均点

まずは去年の平均点と今年の平均点を比較してみましょう。
学力検査問題では、英語の平均点が昨年の43.6点から52.1点へと大幅に上昇しました。
昨年は過去最低水準でしたが、今年は問題が易化したものと考えられます。
逆に国語は昨年の63.4点から60.9点へと下降しました。それでも60点台をキープしており、引き続き比較的得点しやすい科目です。
社会は66.8点と、これで4年連続で全科目の中で平均点が一番高くなっています。
数学は50.4点と5教科の中で最も低い点数となりました。数学の対策が合否を分けるポイントになったと考えられます。
学校選択問題では数学が昨年の44.8点から57.3点へと大幅に上昇し、英語も57.0点から61.2点へ上昇しました。
5教科合計で見ると、学力検査問題では293.4点となり、昨年の289.7点を上回っています。
平均点のラインが偏差値50となるので、今後の学習計画や志望校選びの参考にしてみてください。
令和8年度の入試全体の状況
平均点以外にも、今年の入試の特徴として以下の点が挙げられます。
全日制全体の競争率は1.11倍(昨年度とほぼ同水準)
欠員が出た学校は65校で、昨年の51校より増加しており、学校・学科による人気の二極化が進んでいます。。
不登校生徒などを対象とした特別な選抜では、合格者が昨年の383人から403人に増加しました。
学校選択問題とは?学力検査問題との違いを解説
埼玉県の公立高校入試には、「学力検査問題」と「学校選択問題」の2種類があります。
初めて聞く方も多いと思いますので、それぞれの違いを簡単に説明します。
学力検査問題(全校共通)
すべての公立高校で使われる共通の問題です。英語・数学・国語・理科・社会の5教科で実施されます。
学校選択問題(上位校のみ)
英語と数学について、学力検査問題よりも難易度が高い「学校選択問題」を使う高校があります。主に上位の普通科高校が採用しており、難関校を目指す受験生はこちらの対策も必要です。
令和8年度に学校選択問題を実施した主な高校
浦和・大宮・川越・熊谷・浦和第一女子・川越女子・春日部など、主に上位の普通科高校が採用しています。
実施校の全一覧は以下の記事で詳しくまとめています。志望校が対象かどうか、ぜひ確認してみてください。
過去6年間の平均点推移

平均点が50点以下をピンク、60点以上をオレンジで表示しています。
今年は国語・理科・社会・英語(学校選択)の4科目で60点以上となりました。昨年は英語が40点台前半と落ち込みましたが、今年は英語が回復し、全体的にバランスの取れた入試となりました。
一方で数学は学力検査問題・学校選択問題ともに5教科の中で低い水準となっており、数学が得意かどうかで差がつきやすい入試でした。
過去6年間の推移を見ると、令和8年度入試は令和3年度(301.1点)に次ぐ水準で、比較的平均点の高い年となりました。
よくある質問(FAQ)
Q. 埼玉県公立高校入試の平均点は何点ですか?
令和8年度(2026年度)の学力検査問題の5教科合計平均点は 293.4点です。学校選択問題の平均点は309.4点でした。科目別では社会66.8点・理科63.2点・国語60.9点・英語52.1点・数学50.4点となっています。
Q. 学校選択問題の平均点は?
令和8年度の学校選択問題の平均点は、英語61.2点・数学57.3点です。昨年度と比べて数学が約12点、英語が約4点上昇しました。
Q. 平均点が高いと合格しやすいですか?
平均点が高い年は全体的に得点が上がるため、合否のボーダーラインも連動して上がる傾向があります。ただし合格点は学校・学科ごとに異なるため、志望校の倍率や過去の合格点も合わせて確認することが大切です。
Q. 数学が苦手でも合格できますか?
令和8年度は数学の平均点が50.4点と最も低く、数学で苦戦した受験生が多い年でした。数学が苦手な場合でも、社会・理科・国語など他の科目でカバーする戦略も有効です。
Q. 学校選択問題はどの高校が採用していますか?
令和8年度の実施校は別記事で全校まとめています。毎年変わる可能性があるため、最新情報をご確認ください。
平均点を踏まえて受験戦略を立てる
平均点や過去問での出題傾向は知っていると大きな武器になりますが、ただ知っているだけではあまり意味がありません。
大切なことはこれらの情報を受験にどう活かしていくかです。
高校合格に必要な点数を取るためにはどの科目をどのぐらい勉強するかなど計画して受験に向かわなければなりません。
受験戦略は個々の状況や志望校のレベルによって変わってくるため一概に言えませんが、入試の全体像を把握してある程度点数のイメージを持っておくことは大事です。
そのうえで「私なら英語で55点取る」「僕は数学で60点以上取れないと厳しいな」など各自の状況に合わせてみてください。
このような戦略や計画を立てていくとやるべきことが具体化され今の自分に必要な勉強が何かが見えてきますよ。
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