スタクラ情報局
2024.01.18
分析! 2024年大学入学共通テスト 平均点
2024年1月13日、14日に大学入学共通テストが行われました。
センター試験から共通テストに変わって4回目となる入試でしたが先日大学入試センターから平均点の中間発表がありました。
平均点とともに今年の共通テストの特徴を振り返っていきます。
2024年大学入試共通テストの平均点
各科目の平均点は以下の通りです。
こちらの平均点は独立行政法人大学入試センターの「令和6年度大学入学共通テスト(本試験)平均点等一覧(中間発表)」を参照しています。
科目 | 平均点(2024) | 平均点(2023) |
英語(リーディング) | 53.28 | 53.81 |
英語(リスニング) | 68.5 | 62.35 |
国語 | 115.73 | 105.74 |
世界史B | 63.03 | 58.43 |
日本史B | 58.03 | 59.75 |
地理B | 68.38 | 60.46 |
現代社会 | 57.44 | 59.46 |
政治・経済 | 46.02 | 50.96 |
倫理、政治・経済 | 62.02 | 60.59 |
数学ⅠA | 54.35 | 55.65 |
数学ⅡB | 61.03 | 61.48 |
化学基礎 | 28.91 | 29.42 |
生物基礎 | 32.71 | 24.66 |
物理 | 64.38 | 63.39 |
化学 | 56.86 | 54.01 |
生物 | 55.72 | 48.46 |
※国語は200点満点、理科の基礎科目は50点満点となります。
※2024年の点数は中間発表での点数です。
※受験者数の多い科目のみピックアップしております。
全ての科目の平均点は大学入試センターのHPをご確認ください。
英語(リーディング)が難化
英語は昨年の平均点(53.8)を下回る53.3点となり、共通テストが始まって以来過去最低点になる可能性があります。
その要因の1つとして考えられるのが英文の分量の増加です。
全体の分量が昨年よりも約500語増えていて、これはセンター試験(2020年)の約1.8倍の分量に相当します。
この状況で英語の点数を取っていくためには、80分という限られた時間の中で6000語以上の英語を読むスピード、処理能力が求められます。
一方リスニングは3年連続で最高点を記録し、今年は68.5点という高得点となっています。
国語は平均点が上昇
国語に関しては現代文・古文・漢文を合計した平均点が115.7点(200点満点)となり昨年より10点ほど上がる見込み。
本文の文字数に増減はあるものの約4000字近い文章を読み内容に答えていく読解力とスピードが求められる。
また知識事項を問う設問もあり読解力の他に語彙力なども付けておきたい。
理科・社会での得点調整は無し
昨年物理との点数差が20点以上となり得点調整が行われた生物は55.72点となり平均点が約7点UP。
その他の科目の平均点は昨年と大幅に変わる科目はなく、今年はすべての科目で得点調整はない見通しとなった。
大学受験は計画的に
大学入試は高校入試より科目数が増え、内容も多岐に渡るため戦略的に学習を進めていく必要があります。
そのため受験する学校や学部の選定、受験科目、受験勉強の進め方など早めに準備していくのが大切です。
スタディクラブ与野ForHighSchool、スタディクラブ戸田公園校では戦略と計画に沿って高品質な映像授業と徹底した学習管理に基づく演習重視の自立学習で志望大学の合格をサポートしています。
与野、戸田地域で大学受験に向けてスタートを切りたい方はお気軽にスタディクラブまでお問い合わせください。
スタディクラブ与野校・戸田公園校へのお問い合わせ
お電話でもお申込み・ご相談可能です。