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2019.07.13

大学入学共通テスト 記述問題【数学】導入は先送りへ

大学入試センターが、大学入学共通テストにおける、数学の文章記述問題の導入を初年度は見送る方針を12日までに決めました。

センターはこの方針について、高校関係者向けの説明会で今月より説明を始めています。

昨年11月の試行調査で、数式を書かせた2問の正答率が5.8%、10.9%、短文を書かせた残り1問の正答率が3.4%と低迷したことから、採点の負担軽減のためにも、より簡素な方式にする方向性となり、本番では3問すべてを数式のみを記述させる予定。

記述式では採点者によって、採点に誤差が生じる恐れもあることから、試行調査の結果を検証した結果、数学の解答方式を全て数式にすることで採点の負担を減らし、精度を上げることが検討されていました。

記述式問題の導入は、英語の民間資格・検定の導入と併せて、共通テストの目玉の一つとされており、選択肢から答えを選ばせるのではなく、考えをまとめて論述させることで「思考力・判断力・表現力」を評価できるとしています。

引用元:共同通信

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