スタクラ情報局
2019.11.21
「スタートアップJr.アワード2019」盛況のうちに閉幕!
スタートアップJr.アワード2019 決勝大会
子供の体験型キャリア教育事業を推進している株式会社バリューズフュージョンが主催する、小学生による社会課題解決のプレゼン大会「スタートhttps://study-club.jp/アップJr.アワード2019」(後援:東京都、協賛:スタディクラブ・一般社団法人プレゼンテーション協会)の決勝戦が、2019年11月16日(土)に開催されました。
当日はスクールイノベーション部門6名、ソーシャルイノベーション部門8名、計14名のファイナリストがプレゼンテーションを行い、受賞者9名を選出しました。
SDGsに絡む内容なども多く、レベルの高いプレゼンテーションが繰り広げられるなかで、スクールイノーベーション部門大賞には茂木 七斗(小3)さん、ソーシャルイノベーション部門大賞には小助川 晴大(小5)さんが選ばれました。
また、最年少では小2の上田 夢さんがカタツムリを使って世界平和を導くというユニークなアイデアを披露し、ソーシャルイノベーション部門特別賞を受賞するなど盛況のうちに閉幕しました。
カタツムリを使った世界平和のアイデアをプレゼンテーションする上田 夢さん(小2)
『スタートアップJr.アワード2019』について
『スタートアップJr.アワード2019』は、小学生自らが考えたアイデアを、プレゼンテーションも含めて評価、表彰するアワードです。
一次予選として動画にてエントリー後、通過者は決勝大会にて教育やマスコミ業界から招いた5名の審査員の前で実際にプレゼンテーションをし、入賞者を決定します。
一次予選も含めた審査項目として、アイデアの着想力や構成力、プレゼンテーションの表現力、訴求力を評価する審査が行われました。
記念すべき第一回目となる今年の決勝大会は14名のファイナリストがプレゼンテーションを行い、以下9名の小学生が受賞しました。
両部門の受賞者9名のみなさん
ソーシャルイノベーション部門の受賞者。左から優秀賞の中野 愛子さんと與語 泉さんのチーム(小6)、 大賞の小助川 晴大さん(小5)、特別賞の上田 夢さん(小2)、奮闘賞の出野 晴さん(小4)
「スタートアップJr.アワード2019」両部問の受賞者とプレゼンテーションタイトル
スクールイノベーション部門(4名)
・大賞:茂木 七斗さん(小3)「ニコニコ学校プロジェクト」
・優秀賞:林 直生さん(小5)「レモネードスタンドを学校に」
・特別賞:岡本 大輝さん(小5)「eスポーツの新しい授業を学校に作る!」
・奮闘賞:竹内 伸さん(小5)「中遊びの幅を広げたい!学校に一人一人の居場所作り」
ソーシャルイノベーション部門 (5名)
・大賞:小助川 晴大さん(小5)「日本と世界の食料問題を解決するアイデア」
・優秀賞:中野 愛子さんと與語 泉さんのチーム(小6)「花を街中にいっぱいにすることで生まれる10年後も20年後も住み続けたい街作り」
・特別賞:上田 夢さん(小2)「かたつむり☆プロジェクト」
・奮闘賞:出野 晴さん(小4)「障害を持った人がみんな暮らしやすくする社会つくり!」
ソーシャルイノベーション部門大賞の小助川 晴大さん(小5)
大会審査員長および主催者コメント
総括として、審査員長を務めた一般社団法人プレゼンテーション協会代表理事の前田鎌利氏は、昨今の小学生の意識や社会洞察力、プレゼンテーション能力の高さに感心した様子で、以下のようにコメントしました。
「プレゼンには、自分が伝えたいことをしっかり考えて心を込めて伝えなければ相手には届きません。今回の全てのプレゼンにみなさんの想いが強く伝わってきました。思っているだけでなく相手に届けること。これからも続けてください。」
一般社団法人プレゼンテーション協会代表理事 前田 鎌利氏
また、主催者代表の竹内慶太氏は、「小学生が既存の枠に当てはまらないイノベーティブなアイデアで、想像していた以上に堂々と自信を持ってプレゼンテーションしていたので感動しました。
これからも子どもたちが自由に自らの考えを発信できる機会や環境を子どもたち、保護者さま、企業さま、社会の皆さまと共に創っていきたい。
今回、小学生が自分のアイデアを社会に放つことができる場を設けられたことは、言わば0から1へのプロセスと捉えており、今後はそのアイデアを具現化できる支援も考えていきたいと思います。」と語りました。
なお、第2回となる2020年度は11月14日(土)の開催を予定しています。
(株)バリューズフュージョン代表 竹内 慶太氏
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