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埼玉県公立高校入試 倍率【2020 速報】進路希望状況調査結果
埼玉県 令和2年度中学校等卒業予定者の進路希望状況調査の結果
2020年2月17日時点での「令和2年度 埼玉県公立高等学校入学者選抜志願者数」についてはこちらから
この記事は2020年1月16日に更新されました。
埼玉県教育委員会は、2020年1月14日に2020年3月中学校等卒業予定者の進路希望状況調査結果を公表しました。
令和元年12月15日現在で実施された、県内の中学校卒業予定者に対する調査の結果です。
学校別の希望倍率は、県立浦和（普通）が1.54倍、浦和第一女子（普通）1.40倍、大宮（普通）1.56倍、大宮（理数）1.38倍、県立川越（普通）1.45倍、川越女子（普通）1.40倍、春日部（普通）1.16倍、所沢北（理数）1.45倍などとなっています。
調査結果の概況
高校進学希望者
高等学校等への進学希望者は 62,241人で、中学校等卒業予定者 63,095人に対する進学希望者の割合は 98.6％と前年度より0.1ポイント低下しました。
また、志望校未定者をあわせた高等学校等進学希望者総数は、62,551人で、卒業予定者に対する割合は 99.1％となっています。
全日制高校への進学希望者の割合は 92％で、前年より 0.6％減少しています。一方で、定時制高校が 0.2％上昇、通信制高校が 0.3%上昇しています。
県内公立高校進学希望者
全日制高校への進学希望者 58,038人のうち、県内の高校への進学希望者は 53,363人で、その割合は 91.9％となりました。
そのうち公立高校進学希望者は、42,460名で全日制高校への進学希望者のうちの 73.2％となり、昨年同時期の74.9%より1.7％の減少となりました。
県内私立高校進学希望者
全日制高校への進学希望者のうち、県内私立高校への進学希望者は、10,713人で、その割合は18.5％となり、昨年同時期の17.2％より1.3％の増加となっています。
県外志望者
県外の高校への進学希望者は 4,675人で、全日制高校希望者のうちの 8.1％となっています。内訳は、国立が 0.3％、公立が 0.6％、私立が 7.2％です。
傾向
国の「就学支援金」や県の「私立高等学校等父母負担軽減事業補助制度」の影響もあり、公立高校への進学希望者の減少、私立高校への進学希望者の増加傾向が続いています。また、大学入試改革の影響もあり、進学実績を重視する傾向が強まっている可能性もあります。
県内公立全日制高校の状況
学科別の倍率
| 学科 | 倍率 | 前年同期倍率 | 前年差異 |
| 普通科計 | 1.20 | 1.24 | －0.04 |
| 農業に関する学科計 | 0.99 | 1.05 | －0.06 |
| 工業に関する学科計 | 1.00 | 0.98 | ＋0.02 |
| 商業に関する学科計 | 0.88 | 0.82 | ＋0.06 |
| 家庭に関する学科計 | 0.97 | 1.18 | －0.21 |
| 看護に関する学科計 | 1.19 | 1.40 | －0.21 |
| 外国語に関する学科計 | 1.03 | 1.35 | －0.32 |
| 美術に関する学科計 | 1.36 | 1.35 | ＋0.01 |
| 音楽に関する学科計 | 0.73 | 0.76 | －0.03 |
| 書道に関する学科計 | 1.15 | 0.63 | ＋0.52 |
| 体育に関する学科計 | 0.87 | 0.95 | －0.08 |
| 理数に関する学科計 | 1.34 | 1.43 | －0.09 |
| 福祉に関する学科計 | 0.59 | 0.84 | －0.25 |
| 人文に関する学科計 | 0.78 | 0.65 | ＋0.13 |
| 国際文化に関する学科計 | 0.95 | 1.33 | －0.38 |
| 映像芸術に関する学科計 | 1.60 | 1.28 | ＋0.32 |
| 舞台芸術に関する学科計 | 1.40 | 1.13 | ＋0.27 |
| 生物・環境に関する学科計 | 1.18 | 1.20 | －0.02 |
| 総合学科計 | 1.03 | 1.02 | ＋0.01 |
| 総計 | 1.15 | 1.18 | －0.03 |
倍率の高い学校（普通科）
| 学校名 | 学科 | 倍率 |
| さいたま市立浦和 | 普通 | 2.13 |
| 浦和西 | 普通 | 1.96 |
| 川越市立川越 | 普通 | 1.93 |
| 鳩ケ谷 | 普通 | 1.89 |
| 川口市立 | 普通 | 1.86 |
| 蕨 | 普通 | 1.79 |
| さいたま市立大宮北 | 普通 | 1.78 |
| 越ケ谷 | 普通 | 1.78 |
| 上尾 | 普通 | 1.66 |
| 和光国際 | 普通 | 1.65 |
専門学科では、川越工業（デザイン）と大宮光陵（美術）がそれぞれ1.80倍、熊谷工業（建築）と市立大宮北（理数）がそれぞれ1.75倍、総合学科では、川越総合（総合）1.66倍の倍率が高くなっています。
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